「読んですぐにやりたいと思った」岩田剛典が惚れ込んだ脚本が描く、全世代が共感できる映画
11月4日、第38回東京国際映画祭のコンペティション上映前に、映画『金髪』(11月21日公開予定)の舞台挨拶が開催され、主演の岩田剛典、共演の白鳥玉季、山田真歩、田村健太郎、内田慈、監督の坂下雄一郎が登壇した。
『金髪』:主演は三代目 J SOUL BROTHERS・ソロアーティスト活動を中⼼に、俳優としても話題作への出演が続いている岩⽥剛典。そのほか『流浪の⽉』(22)の⽩⿃⽟季、『あのこは貴族』(20)の⾨脇⻨、⼭⽥真歩、⽥村健太郎、内⽥慈が脇を固める。監督は『決戦は⽇曜⽇』(22)の坂下雄⼀郎。⽇本独特のおかしな校則、教師のブラックな職場環境、暴⾛するSNSやネット報道という現代社会の問題を題材に、大人になりきれない教師が生徒たちに振り回されながらも成長していく様を描いたオリジナリティ溢れる映画。
岩田剛典 東京国際映画祭レカペの模様はこちら:第38回東京国際映画祭 レッドカーペット フォトギャラリー
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岩田は教師役初挑戦について、「今日のためだけに髪の毛を金髪にしてきました!…ウソです(笑)。」とユーモアを交えて語りつつ、脚本について「読んですぐにやりたい、それくらい脚本力に魅了された作品です」とコメントした。
白鳥は、金髪姿のウィッグについて「金髪のウィッグを付けると家で考えていたよりも板緑に近づける気がして、金髪ウィッグに感謝しています」と語った。山田は演じた教師について「学習指導要領的にはパーフェクトな先生かもしれないけれど、ある意味、傍観者…でも、そういう大人って多いのではないかと演じながら思いました」と話した。
坂下監督は「自分とは距離感のある題材でしたが、作っていくうちに市川が共感しやすいキャラクターになった」と制作背景を明かした。最後に岩田は「校則をテーマにした映画ですが、世代間のギャップや人が成長するにつれて人が持っている価値観・常識が変わっていく…全世代に刺さって共感できる映画。純粋に楽しんでほしいです。」と呼びかけた。
映画『金髪』は11月21日(金)より全国公開。教師と生徒の“金髪デモ”を軸に描かれる混迷と成長の物語に、ぜひ注目頂きたい。
Photo Credit:[Ayaka Ozaki]
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