ハンブルク州立歌劇場によるオルガ・ノイヴィルスの新作オペラ『モンスターズ・パラダイス』の世界初演の様子が公開されました。このオペラはオーストリアの作曲家オルガ・ノイヴィルスによるもので、ノーベル賞受賞作家エルフリーデ・イェリネクがドイツ語で台本を執筆しました。このプロダクションはトビアス・クラツァーの演出で、今週ハンブルクで開幕し、2026年2月19日までの6回の公演が予定されています。
1896年のアルフレッド・ジャリの風刺劇『ユビュ王』にインスパイアされたオペラで、米国大統領ドナルド・トランプを風刺するキャラクター、食いしん坊の大統領-王を中心に物語が展開されます。この役はバリトンのゲオルク・ニグルが演じます。
キャストには、ヴァンピとバンピというオペラのシーンを額縁にする2人の吸血鬼の役にサラ・デフリースとクリスティーナ・スタネック、そして大統領-王の副官ミッキーとタッキーの役にカウンターテノールのアンドリュー・ワッツとエリック・ジュレナスが含まれています。さらに、核災害によって生まれた怪物ゴルゴンジラ役のアンナ・クレメンティ、そしてビデオシーケンスに投影される女神役の女優シャーロット・ランプリングも出演します。
ノイヴィルスの楽譜はモーツァルト規模のオーケストラにエレキギターとドラムキットを加えた編成となっており、ハンブルクでの公演はティトゥス・エングルが指揮を担当しています。
ハンブルクでの公演の後、『モンスターズ・パラダイス』はチューリッヒ・オペラに移り、3月8日から4月12日まで上演され、来シーズンにはオーストリアのオーパー・グラーツでの追加演出も計画されています。オペラの音声録音も予定されています。