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公演レポート:テレビ朝日ドリームフェスティバル 2025

WEST.が魂を叫び、乃木坂46が美を舞い、JO1が情熱で包み込む

By: Nov. 13, 2025
公演レポート:テレビ朝日ドリームフェスティバル 2025  Image

テレビ朝日ドリームフェスティバル:毎年豪華アーティストが出演するテレビ朝日主催のフェス(通称「ドリフェス」)が、2025年11月1日(土)から3日(月・祝)の3日間、千葉・幕張メッセにて開催された。今回も国内トップアーティストから話題の若手まで、多彩なラインアップが勢揃い。音楽を通じて新たな出逢いや刺激が交錯する、秋の一大イベントにふさわしい3日間となった。本記事では、初日の現地取材を通じた熱狂の会場レポートをお届けする。



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HANA

オープニングの『Tiger』をアカペラで響かせた瞬間、会場はざわめきに包まれた。圧倒的な歌唱力と鋭いビブラートが放つ存在感は、デビュー1年未満とは思えない堂々たるものだ。スクリーンに一人ずつ映し出されるたびに「キャー!」という歓声が響き、人気の高さを証明していた。

ラップのキレが際立つ『Drop』では、音楽的な多面性を見せる。MCでは可愛らしい一面を覗かせ、歌唱時とのギャップに惹かれる観客も多かった。自己肯定をテーマにした『My Body』は、笑顔とポジティブなメッセージが満ちた一曲。観客との合唱が生まれた『Blue Jeans』では、会場が一体となる幸福感が漂った。最後の『ROSE』も流暢な英語の発音で歌い上げ、ステージを鮮やかに締めくくる。新人とは思えぬ完成度の高さで、確かな存在感を刻みつけたステージとなった。


CUTIE STREET

キュートなダンスナンバー『ハロハロミライ』で幕を開けると、スクリーンに映るたびメンバーの名前を呼ぶ声が飛び交い、会場は一気に華やぐ。『ラブトレ』では“かわいい”を極めたステージングでファンの笑顔を誘い、『きゅーすとのうた』では佐野愛花の側転、板倉可奈のロボットダンスなど、個性を生かした特技披露も見どころとなった。

ひたむきシンデレラ!』は自然と体が動くキャッチーさがあり、「かわいいだけじゃだめですか?」と、始まる代表曲では、ファンとのやり取りで一体感が最高潮に。どの瞬間もファンとの信頼関係が感じられ、完璧な表情管理が印象的であった。


WEST.

ステージ中央でポーズを決めるや否や、会場が揺れるほどの歓声に包まれた。『ええじゃないか』をファンと叫びながら歌い、アクロバットも交えたエネルギッシュな幕開け。重岡が脱いだジャケットを大きく振り回す姿に、観客のボルテージは一気に上がる。

ズンドコ パラダイス』や『コンビニ行くけどなんかいる?』では、観客の手振りが完全に揃い、グループとファンの絆を感じさせた。MCではベテランらしい余裕と笑いを交え、「初見の人は胸焼けするかも」と自虐ネタで笑いを誘う余裕も。

重厚なダンスナンバー『Beautiful』は、一転してクールさを見せ、観客を沸かせた。『WEST NIGHT』ではトロッコでアリーナ後方まで駆け抜け、観客の悲鳴が止まらない。CUTIE STREETの振付を真似て盛り上げた『アカンLOVE~純情愛やで~』では、フェスならではの自由な空気を届けた。

赤のジャケットを脱ぎ黒衣装に変わる『shhhhhhh!!』は、大人の色気全開。「Sh…」と指を唇に当てる度に、歓声が爆発した。『YSSB』では炎が上がり、力強さとセクシーさで観客を圧倒。続く『超きっと大丈夫』ではお立ち台に立ち、観客と大ジャンプを共有する心温まる瞬間もあった。

最後2曲、『僕らの理由』はヘドバンと炎に包まれた歌唱に、詞の熱さが胸を打つ。『ムーンライト』で全員が跳ね、幕張メッセは完全にWEST.色に染まった。

「顔と名前と“心意気”だけでも覚えて帰って」と語った重岡の言葉通り、彼らの魂がこもったステージは観客の心に深く刻まれた。


≠ME

観客完璧な振り付けのシンクロを見せた『天使何処へ』。間奏の緻密なダンスフォーメーションは鋭く、視線を釘付けにする。続く『チョコレートメランコリー』はクールさと惹きつけられる眼差しを交錯させた表情が印象的。『てゆーか、みるてんって何?』では屈託のない笑顔で、場内の空気が一気に柔らかくなる。『はにかみショート』では、ペンライトの光が波のように揺れ、大人数ならではのダンスで迫力が際立った。

MCではカメラの向こうのファンにも呼びかけ、温かさを感じさせる。激しいダンスの『モブノデレラ』も安定した歌唱を見せつけ、『まほろアスタリスク』は感情を丁寧に伝える振付と表情が胸に響いた。ラストの『ラストチャンス、ラストダンス』では、観客と大合唱。会場が一つになるクライマックスだった。


乃木坂46

映像でメンバーが映るたび、推しの名前を呼ぶ声が響く。『おひとりさま天国』はまさに“美”の結晶のようなステージ。続く『ガールズルール』ではコールが鳴り止まず、爽やかさで会場を満たし笑顔を生んだ。

裸足でSummer』は息の合った振付が見事で、全体の一体感が際立つ。『インフルエンサー』は赤い照明に包まれ、炎が舞う中で妖艶なダンスが繰り広げられた。「背中を押せるきっかけになれば」と語って始まった『きっかけ』では、ハイトーンが響き渡り、清らかな歌声が心を浄化する。

シンクロニシティ』のスカート捌きが優雅に舞い、物語を描くような美しさを放つ。ラストの『Sing Out!』では、ステージ端から端まで一列に並び、軽やかなダンスで締めくくった。

JO1

公演レポート:テレビ朝日ドリームフェスティバル 2025  Image
JO1

無限大(INFINITY) 2025』でスタート。手拍子が鳴り響き、チームワーク抜群のパフォーマンスを見せる。『HAPPY UNBIRTHDAY』では力強いダンスで花道へと駆け出し、割れんばかりの歓声に包まれた。

MCでは芸人顔負けのテンポで笑いを誘い、場を和ませる。『ICY』はキレのあるダンスと伸びやかな高音で観客を魅了。『ひらく』では真っ直ぐな瞳と歌声で強いメッセージを放った。

可愛らしい『ハッピー・ジャムジャム (JO1 ver.)』では、キュートな動きでファンの心を和ませる。衣装を変えた『Trigger』は炎を背に攻撃的な演出で魅せた。『Test Drive』ではタオルを回して熱気を倍増させ、『WOW WAR TONIGHT~時に起こせよムーヴメント (JO1 ver.)』で観客と手を振り合い、最後まで心をひとつにした。


総括

テレビ局主催ならではのカメラワークと演出の巧みさが際立ち、さすがの完成度であった。多様なジャンルのアーティストが交差し、それぞれの個性を存分に発揮。音楽の力とライブの熱を体感できる「ドリフェス」は、新たな“推し”との出会いも生み、改めて音楽の素晴らしさを感じさせる空間となった。

Photo Credit :[©テレビ朝日ドリームフェスティバル2025 / Photo by 岸田哲平]


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