『ウィキッド:フォー・グッド』が来週劇場に登場するのに合わせて、オズの国の歴史的なアイコニックなアイテムが間もなく幸運な入札者の手に渡ることになります。
1939年の『オズの魔法使』でマーガレット・ハミルトンが西の悪い魔女として着用したアイコニックな黒い帽子が、ハリウッド&エンターテインメントオークションの一環として、ヘリテージオークションによって12月9日に競売にかけられます。コレクション内の他の『オズの魔法使』のアイテムには、ジュディ・ガーランドの赤いリハーサルシューズや、L.フランク・ボーム著のキャスト署名版『オズの魔法使』があります。
プロとしてギルバート・エイドリアンとして知られるエイドリアン・アドルフ・グリーンバーグがデザインしたこの有名な帽子は、黒いウールで作られ、高さ13.75インチ、直径19.5インチ、前部が6.75インチ、後部が5.75インチに広がるつばを持っています。このバージョンは飛行シーンで帽子を固定するために使用されていた元の22インチのゴム製あご紐も付属しています。帽子は元々、1970年にデビッド・ワイズ、デビッド・ワイズ社のオーナーから取得されました。
魔女の帽子への入札は10万ドルから始まり、数百万ドルでの売却が予想されます。コレクターであるマイケル・ショーからの以前のバージョンの帽子は2024年に293万ドルで売却されました。ドロシーのルビーのスリッパも昨年ヘリテージによって競売にかけられ、記録的な2800万ドルで売却されました。
今や古典となったこのミュージカル映画『オズの魔法使』は、若きカンザスの少女ドロシー・ゲイル役にジュディ・ガーランドを主演とし、色とりどりのオズの国へと連れ去られる旅を描きます。物語は鈍い白黒で始まり、やがて技術的に鮮やかな作品として展開されます。
『ウィキッド』では、シンシア・エリヴォがエルファバ役として帽子の自身のバージョンを着用し、オスカー受賞者であるポール・テーズウェルがデザインしています。『ウィキッド:フォー・グッド』の劇場版の締めくくりとして、エリヴォがエルファバ役、アリアナ・グランデがグリンダ役、ジョナサン・ベイリーがフィエロ役、ジェフ・ゴールドブラムがウィザード役、ミシェル・ヨーがマダム・モリブル役、イーサン・スレイターがボック役、マリッサ・ボードがネッサローズ役を務め、2025年11月21日に劇場へと登場します。
写真提供: ワーナー・ブラザース。