リチャード・リンクレイターによるブロードウェイ作詞家ロレンツ・ハートの伝記映画『Blue Moon』が、Amazon、Apple TV、Google Play、Vudu、Fandangoなどのデジタルプラットフォームでレンタルまたは購入可能となりました。デジタルリリースの価格は、レンタルが19.99ドル、購入が24.99ドルです。
リンクレイターが監督を務めたこの映画は、1943年にロジャースとハマースタインの『オクラホマ!』のオープニングナイトにサルディーズ・レストランで起こる出来事が舞台です。ロジャースにとってオスカー・ハマースタインIIとの初めてのコラボレーションとなりました。本作は、創造的な人生の新たな展開の中で、自信を失ったハートの葛藤を描いています。
『Blue Moon』には豪華なキャストが名を連ねており、ハート役のホークやアンドリュー・スコットなど、リチャード・ロジャースも登場します。他にもマーガレット・クアリーやボビー・カナヴェイルが出演しています。映画のスターたちとのインタビューでは、ロジャースとハートの絆について語っています。また、劇場歴史家ジェニファー・アシュリー・テッパーが、ニューヨーク公共図書館舞台芸術コレクションにて映画の舞台となったサルディズの肖像画をご覧ください。映画は2025年10月17日にロサンゼルスとニューヨークで劇場公開され、10月24日に全国公開されます。
ロジャースとハートは『Babes in Arms』や『Pal Joey』などのミュージカルを手掛け、1934年のヒットバラード「Blue Moon」からこの映画のタイトルは取られています。ロジャースとハマースタインはその後、『南太平洋』、『王様と私』、『サウンド・オブ・ミュージック』を含む多くのヒット作を生み出しました。