トニー賞受賞者のアラン・カミングによって設立されたナイトクラブ「Club Cumming」が、World of Wonderの新しいドキュメンタリー・シリーズの主題となります。Deadlineが報じました。このシリーズは、2026年に彼らのストリーミングプラットフォームWOW Presents Plusで初公開されます。
この6部構成のシリーズでは、2017年の開業以来、数多くのドラッグやキャバレーのパフォーマーを取り揃えたロウアー・イースト・サイドに位置するこの会場の生活が探求されます。カミング自身のほか、キャバレー歌手のダフニ・オールウェイズ、ドラッグパフォーマーのミシェル・ウィンターズ、ドラッグクイーンのブリニ・マクスウェル、ドラッグキングのカニング・スタント、コメディアンのジェイク・コーンウェル、そして共同オーナー兼マネージャーのダレン・ドライデンが出演します。
声明の中で、カミングはこう述べています。「Club Cummingのビジョンは、古きニューヨークのナイトライフの精神を創り出すことでした:すべての年齢、すべての性別、すべての肌の色、すべてのセクシュアリティが集まり、思いやりがすべてで何でも起こりうる場所です。」
さらに彼は続けました。「それはキャバレーのクラブであり、ダンスクラブ、ドラッグクラブ、アートクラブ、コミュニティセンター、安全な場所でもあります。それはLGBTQ+コミュニティが必要とし、望むものであれば何でもあるのです。World of WonderとWOW Presents Plusが私たちのClub Cummingの部族についてのこのショーを制作し、明日のクィア・アイコンたちの才能や物語、生活を紹介することにとても満足しています。」
アラン・カミングは、ステージとスクリーンの受賞歴のあるパフォーマーです。1998年にブロードウェイでの「キャバレー」リバイバル公演でトニー賞を獲得しました。さらに、ブロードウェイではノエル・カワードの「Design For Living」や、「三文オペラ」でシンディ・ローパーと共演、そしてジャン・ジュネの「Elle」(自らも脚色した作品)や、「かもめ」でダイアン・ウィーストとオフ・ブロードウェイで演じました。現在NBCの「The Traitors」のホストも務めています。