センター・ステージ・レコードが、ジョン・カサヴェテスの「オープニング・ナイト」ライブ・ウェストエンド・キャスト録音から新シングル「Married」を発表しました。このショーは、3度グラミー賞にノミネートされたシンガーソングライター、ルーファス・ウェインライトによる音楽と歌詞が特徴です。「Married」では、オリヴィエ賞にノミネートされた女優エイミー・レノックスのボーカルがフィーチャーされています。
さらに、このアルバムは全てのデジタルアウトレットで予約注文・プレセーブが可能で、リリース日は9月12日（金）です。シングルは下でストリーミングすることができ、アルバムはこちらで予約・プレセーブできます。
ジョン・カサヴェテスの「オープニング・ナイト」は、ルーファス・ウェインライトが音楽、歌詞、オーケストレーションを提供した初の舞台ミュージカルです。2024年春にロンドンのギールグッド劇場で初演されました。原作と演出はイヴォ・ヴァン・ホーヴによるもので、1977年のアメリカのアバンギャルド映画監督ジョン・カサヴェテスによる映画「オープニング・ナイト」に基づいています。物語は、自身に与えられた老いを受け入れる女性についての戯曲を初演する女優、マートル・ゴードンの話です。マートルは自分自身の老いを受け入れられず、戯曲に反発し、制作全体を危機に陥れます。舞台扉でサインを求めた若い女性ファンが通りに飛び出して車にはねられて死亡します。マートルはその若い少女の幽霊に悩まされます。オープニング・ナイトでは、彼女は完全に酔っ払って登場しますが、最終的に彼女が最も得意とする演技と即興を繰り広げます。「イヴの総て」の一部分のように、「オープニング・ナイト」は真実のために狂気をも厭わない女優の物語です。
このライブアルバムには、オリジナルのロンドンのウェストエンド公演のためにウェインライトが書いた楽曲が、キャストによって披露されています。シャリダン・スミス、ニコラ・ヒューズ、ベンジャミン・ウォーカーを含むキャストが、ロンドンのギールグッド劇場での最後の4回の公演で録音しました。
アルバムのリリースは、2025年9月15日にニューヨークシティのタウンホールで開催される一夜限りのコンサートで祝われます。ウェインライトが音楽と舞台の世界で共演してきた友人たち、サラ・バレリス、ダレン・クリス、パティ・ルポーン、エリザベス・ティーターなどが出演します。ウェインライト自身もこの才能あるパフォーマー陣に加わり、いくつかの曲を歌い、自らMCを務め、ミュージカルの物語を解説します。多くの年数をルーファスのバンドで過ごしたジェイソン・ハートが音楽監督を務め、ウェインライトによるオリジナルのウェストエンド編曲を演奏する13人編成のバンドを指揮します。チケットはこちらで購入できます。
写真提供: ヤン・ヴェルスウェイヴェルド