シンシア・エリヴォ、ミーラ・サイアル、イドリス・エルバなどの俳優たちが、英国の新年叙勲リストで芸術分野の人物として称えられました。また、栄誉を受けたのは、ザ・ローリーの最高経営責任者ジュリア・フォーセットや、バーミンガム・ヒッポドロームの芸術監督兼最高経営責任者ジョン・ギルクリスト、照明デザイナーのポール・コンスタブル、さらにヤング・ヴィックやロンドン劇場協会などの組織のリーダーたちです。
エリヴォは音楽と演劇への貢献によりMBEを授与され、最近ではロンドン映画批評家協会のデレク・マルコム賞イノベーション部門の受賞者に選ばれました。
エルバは若者への貢献、特に政府との提携による無料のクリエイティブ・トレーニングの提供で、ナイト爵を授与されました。
サイアルは文学、演劇、慈善活動への貢献によりダイムに任命され、文化大臣のリサ・ナンディから「真の先駆者」そして「多様性のための主要な声」と評されました。
コンスタブルは、今年初めに退任を発表したことを受け、演劇への貢献によりOBEを授与されました。彼女の作品には「ウォー・ホース」、「エヴィータ」、「夜中に犬に起こった奇妙な事件」などがあります。
その他のOBE受賞者には、ヤング・ヴィックの芸術監督であり元シアター・ロイヤル・ストラトフォード・イーストの芸術監督であるナディア・フォール、俳優のワーウィック・デイビス、バレエ・ブラックの創設者兼芸術監督カッサ・パンチョ、俳優兼作家マット・ルーカス、ダンス教師のアンナ・ドゥ・ボワソン、ナショナル・ユース・アーツ・ウェールズのマシュー・ジョンズが含まれます。
CBEは、フォーセットが芸術とクリエイティブ産業への貢献で、作曲家のマックス・リクターが音楽への貢献で、メゾソプラノ歌手のアリス・クートが芸術への貢献で授与されました。MBEの受賞者には、ギルクリスト、劇作家イシー・ディン、ロンドン劇場協会の観客及び商業担当実行理事エマ・ドゥソウザ、ナショナル・シアターの技術資格担当部長キャスリン・ゲラーティ、ケンブリッジのアーツシアターのクリエイティブディレクター兼共同最高経営責任者のレイチェル・タックリー、および英語とイギリス文化への貢献で評価された監督兼劇作家のショーン・アイタが含まれます。
モーションハウスの共同創設者兼実行理事ルイーズ・リチャーズとダンスカンパニーの創設者バルビール・シンも、ダンスへの貢献でMBEを授与されました。ダンス教師のカーメル・ガーヴィーとウェンディ・ラティは大英帝国勲章メダルを受賞した人たちの中におり、「ウォーク・ザ・プランク」の共同創設者エリザベス・ピューとジョン・ワッセルも含まれます。2020年以来初めて、女性がCBEレベル以上の受賞者の50％を占めました。