写真：ジェシー・バックリー、ポール・メスカル他、ニューヨーク「HAMNET」上映会にて

11月21日にニューヨークのウィットビー・ホテルで映画「ハムネット」の特別上映会が開催されました。上映前には、映画の監督・共同脚本家・共同編集者であるクロエ・ジャオが登壇し、主演のジェシー・バックリー、ポール・メスカル、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィン、ジャコビ・ジュープ、ノア・ジュープ、そしてプロデューサーのライザ・マーシャルおよびピッパ・ハリスを紹介しました。上映後には監督およびキャストとの質疑応答が行われました。

また、特別ゲストには、リー・ペイス、ハイディ・ガードナー、ミラ・ナイール、リリー・レイヴ、ヘイミッシュ・リンクレイター、マギー・ロジャース、エヴァン・ピーターズ、スーザン・サランドン、ベン・プラット、ソフィア・ブラック・デリア、ビオレッタ・コミッシャン、ジェマイマ・カーク、サマンサ・ビー、レベッカ・ダヤン、キャリーズ・ゼタ・ダグラスなどが参加しました。

クロエ・ジャオの映画「ハムネット」は、ポール・メスカル、オリヴィエ賞受賞者のジェシー・バックリー、エミリー・ワトソン、ジョー・アルウィン主演で、11月27日に限定版感謝祭リリースが予定されており、12月12日からの全国公開に先立ちます。この映画はすでに2025年のトロント国際映画祭で観客賞を受賞しています。

この映画は、16世紀のウィリアム（メスカル）とアグネス（バックリー）・シェイクスピアのラブストーリーと、愛する息子ハムネットとの物語を描いています。しかし、やがて悲劇が家族を襲い、心痛が待ち受ける中、劇作家は「ハムレット」を創り上げようとします。

「ハムネット」は、2020年にニューヨーク・タイムズのベストセラーとなったマギー・オファレルの小説が原作で、英国と米国で200万部を売り上げ、40の言語に翻訳されています。オファレルは映画の脚本でもジャオと協力しました。この本は、ロリータ・チャクラバルティによって舞台化もされ、最近ではエリカ・ホイマンが監督するウエストエンドの舞台で上演されました。

写真提供: マリオン・カーティス