特集: バック・トゥ・トウキョウ【クリストファー・ロイド】東京コミコン 2023 セレブ・ステージ

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で共演の"マイケル・J・フォックス"に感謝と敬意

By: Dec. 20, 2023
特集: バック・トゥ・トウキョウ【クリストファー・ロイド】東京コミコン 2023 セレブ・ステージ
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クリストファー・ロイド映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの”ドク”ことエメット・ブラウン役で知られる。主な代表作は映画『アダムス・ファミリー』、『ロジャー・ラビット』など。2023年12月8日から3日間、幕張メッセで開催された『東京コミコン 2023』の為に来日した。『東京コミコン』は海外の有名俳優とのコミュニケーション、映画で使用された小道具の展示などを設けているポップ・カルチャーの祭典。こちらでは当イベント内でロイド氏が登壇したトークショーの様子をお届けする。

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両手を挙げ登場したロイド氏。左右の客席に礼をし声援に応えた。早速ファンからの質問コーナーが始まり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』当時のエピソードを尋ねられると、「別の撮影をしていた時に、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の作曲家がやって来て、『成功なんかするのかね?』と話をしていました。良い作品になる事を願っていたが、ここまでヒットするとは思っていませんでした。」と述べた。

作品が老若男女に愛されるはドクのおかげも大きい、言われると笑みを見せ、「私にとってワクワクするのは科学のところです。科学によって人生の様々な問題を探究していこうと、考えて飛び立って行くというところ。ドクは頭を打って閃く。私はアインシュタインほど思いつかなかったが、そういう科学の部分の不思議さに取り憑かれている。」と語った。続けて「2、3と決まって大ヒットしたが、その過程で共演者とどんな事を話していたのか。」と聞かれると、「1がこれだけ人気になっていったので、2と3のやる気にも繋がった。」と回答。

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「これだけ長く活躍し続けられる秘訣は?」の問いには、「脚本を読み込んで、キャラクターの話し方や表現の仕方を理解しようと追求する。それが大好きで、心がけていることでもあります。」と話した。

また、『アダムス・ファミリー』の役についてMCから賞賛されると、「いつもチャールズ・アダムスの漫画を見ていて、そこに出てくるフェスター・アダムを、何十年も後に『映画でやってくれますか?』と言われ、こんな機会ないなと思ったのが心に残っています。」と振り返った。

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日本での思い出については、「何度か来ました。初めはCMの撮影でした。ジェットコースターに乗るやつで、あまりやりたくはなかったんですが、日本まで来てたのでやり切りました。」と答えた。

「1985年の自分が、2023年の自分に会いに来たら、どんな事を話したいか」と質問されると、「人はいつでも選ぶことが出来る。より良い世界にするための選択肢がある。私も前よりもそう事を出来てると思っているが、これからも出来ることがあるんじゃないかと思っています。」と伝えた。

そしてファンからのリクエストに応え、「『”Future is what you make it. Make it a good one”(未来は自分自身で切り開くもの。だから良いものにしなさい。)』」と『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の名台詞を生披露。同時に脚本家や監督への感謝を伝えると、「特に敬意と感謝の意を表したいのがマイケル・J・フォックス。彼はとても素晴らしい人で勇気があり、自分の事もユーモアを持ってとらえています。宝の様な人です。」と続け、会場は拍手の渦に。

今後どんな役に挑戦したいかと聞かれると、「逆に”どの役が印象深いか”とよく聞かれるが、それで言うと『カッコーの巣の上で』、あとは演劇の『カスパー』です。」と話した。

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最後に、「また是非、東京・大阪コミコンに来たいです!そう願っています。」と声を大にして伝え、ファンから歓喜の声が沸いた。「ドーク!!」といった声援や、大きな拍手が響き渡る場内。何度も「”Thank you”」と繰り返し「またお会いしましょう。」と手を振りながら惜しむようにステージを後にした。

未だ語り継がれる伝説の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。あれから40年近く経ったと思えないほどの会場の熱気が、その人気を物語っていた。ロイド氏の深く温かい言葉の数々もまた、胸に残る。彼の東京・大阪コミコンへの再訪を期待したい。

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「ドークー!」の観客の呼びかけに、微笑みながら両手を挙げ登場。左右の客席に礼をすると、笑顔で声援に応えた。MCが「去年のコミコンも来てくれて『また”バック・トゥ”する』と言って、本当に”バック・トゥ”してくれた。」と告げると、拍手が湧き起こる。

ファンからの質問コーナーが始まり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』撮影当時の今でも覚えているエピソードを尋ねられると、「撮影前に徹夜でサンフランシスコ近辺で別の撮影をしていた時に、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の作曲家アラン・シルヴェストリがやって来て、『なんなんだこれは?成功なんかするのかね?』と話をしていました。もちろん良い作品になる事を願っていたが、ここまでヒットするとは思っていませんでした。」と述べた。作品が老若男女に愛されるは、ドクのおかげも大きい、とMCが観客に共感を求めると会場から拍手が。それに対し笑みを見せると、「私にとってワクワクするのは科学のところです。アインシュタインとか、まさに科学によって人生の様々な問題を探究していこうという点。そして考えに考えて飛び立って行くというところ。思い出して欲しいのは、ドクは映画で転んでトイレで頭を打って、そこで閃いて理解する。私はアインシュタインほど思いつかなかったが、そういう科学の部分の不思議さに取り憑かれている。」と語った。続けて「それだけヒットするのか疑問だったところから、2、3と決まって大ヒットしたが、その過程でキャストのみんなでどんな事を話していたのか。」と聞かれると、「1がこれだけどんどん人気になっていったので、2と3のやる気にも繋がった。」と回答。

「俳優としてこれだけ長く活躍し続けられる秘訣は?」の問いには、「私はただキャラクターになるのが大好きなんです。脚本をもらうと読み込んで、そのキャラクターの話し方、表現の仕方、例えば服の着方なども含めて理解しようと真実を追求する。それが私の愛している事であり、心がけていることでもあります。」と話した。

また、『アダムス・ファミリー』の役についてMCから賞賛されると、「幼い時に週刊雑誌の漫画コーナーでいつもチャールズ・アダムスの漫画を見ていて、そこでフェスター・アダムスが出てくるんですが、何十年も後にエージェントから『映画を作るんだけどフェスター・アダムスをやってくれますか?』と言われ、こんな機会ないなと思ったのが心に残っています。」と振り返った。

日本での思い出については、「この30年間で何度か来ました。初めはCMの撮影でした。ジェットコースターに乗って上下逆さになるやつで、あまりやりたくはなかったんですが、日本まで仕事しに来てたのでやり切りました。」と語った。

「1985年の自分が、2023年にタイムトラベルをして今の自分に会いに来られたら、どんな事を話したいか」と質問されると、「毎日が新しい日です。今起きていることはころころ変わっていますし、地政学的にも不安定で、民主主義対独裁がどうであるかとか、対立や非常に緊張感が高まっている。1985年にはなかった事なので、『今はこういう状態になってるよ。』とか伝えるかな。」と述べた。

また、「人はいつでも選ぶことが出来る。より良い世界にするための選択肢がある。私も前よりもそう事を出来てると思っているが、これからも出来ることがあるんじゃないかとも思っています。」と加えた。

そしてファンからのリクエストに応え、「『”Future is what you make it. Make it a good one”(未来は自分自身で切り開くもの。だから良いものにしなさい。)』」と『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の名台詞を生披露。「この作品のプロデューサー兼脚本家であるボブ・ゲイルにとても感謝しなければならないと思っています。監督もそうです。その方たちのおかげです。特に敬意と感謝の意を表したいのがマイケル・J・フォックス。彼はとても素晴らしい人で勇気があり、自分の事もユーモアを持ってとらえています。宝の様な人です。」と続け、会場は拍手の渦に。

今後どんな役に挑戦したいかと聞かれると、「今まで色んな役を演ってきたので、逆に”どの役が印象深いか”とよく聞かれるが、それで言うと『カッコーの巣の上で』と言うアメリカ南部の話、あとは演劇もよくやっているが『カスパー』も印象に残っています。」と話した。

最後に、「また東京・大阪コミコンに来てもらえないか。」とMCが尋ねると、「もちろんですよ!ここが好きなので来れる事を願っています。」と声を大にして答え、ファンから歓喜の声が沸いた。退場間際、「ドーク!!」といった声援や、大きな拍手が響き渡る。何度も「”Thank you”」と繰り返し「またお会いしましょう。」と告げると、手を振りながら惜しむようにステージを後にした。

未だ語り継がれる伝説の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。あれから40年近く経ったと思えないほどの会場の熱気が、その人気を物語っていた。ロイド氏の深く温かい言葉の数々もまた、胸に残る。彼の東京・大阪コミコンへの再訪を期待したい。

Photo Credit: [Ⓒ2023 Tokyo comic con All rights reserved. /Ayaka Ozaki]

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