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公演レポート:AVANTGARDEY TOUR 2026

世界進出を経てさらにスケールアップ 16人が作り上げた圧巻の一夜

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公演レポート:AVANTGARDEY TOUR 2026

アバンギャルディバブリーダンスの振付師、akane(参照:独占インタビュー:世界中で大バズり'アバンギャルディ'プロデューサーakane)プロデュースによる16名で結成されたダンスチーム。2022年に発足、2023年にはアメリカの有名オーディション番組『America’s Got Talent』でファイナリストに選ばれ、同年の『紅白歌合戦』にも出場した。"謎の制服おかっぱ集団”としてTikTokInstagramで世界中から人気を集めている。また、5月16日より『Avantgardey Tour 2026』を開催。こちらでは5月23日大阪公演の様子をお届けする。


開演前の会場には、すでに熱気が充満していた。客席からはメンバーそれぞれの名前を呼ぶ声や、「大好きー!」という叫びが止むことなく飛び交う。開演を待つ時間すら、一体感に包まれていた。

幕が開くと、赤いワンピース姿の16名が一斉に登場。シルエットが揃った瞬間、客席から大歓声が巻き起こった。メンバー紹介では、アクロバットやバレエを取り入れた動きで個性をアピール。同じおかっぱ姿でありながら、それぞれのキャラクターが鮮明に浮かび上がる構成が秀逸だった。

アイドル』が流れ始めると、会場のボルテージは一気に上昇。紫の照明と噴き上がるスモークの中、観客の力強いコールに、全力のパフォーマンスで応えていく。激しく動きながらもフォーメーションは一切乱れず、その統率力に目を奪われた。

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残酷な天使のテーゼ

トークパートも、以前のワンマンライブ(参照:公演レポート:紅白出場おかっぱ集団アバンギャルディ1stワンマンライブ)より大幅に進化。独特のテンポ感とシュールな掛け合いで笑いを誘い、ダンスとのギャップが強い印象を残した。

アニソンメドレーでは、『残酷な天使のテーゼ』をリフト技からスタート。ダイナミックな演出で観客を引き込む。さらに、”ちびまる子ちゃん”の野口さんがステージに登場し、『おどるポンポコリン』を共に披露。思わぬ演出に会場は笑顔に包まれた。

“ベストテン”コーナーでは、清水美智子が黒柳徹子に扮し映像出演。昭和の音楽番組を再現した構成に、客席からは大きな拍手が送られた。

学園天国』では紺色の衣装にチェンジ。さらに和田あき子の顔真似を交えながら『古い日記』を披露。『仮面舞踏会』では、少年隊顔負けのバク転まで飛び出し、客席を驚かせた。

『Y.M.C.A.』ではメンバーが客席へ降り立つ場面も。観客は一緒に踊りながら満面の笑みを浮かべ、ホール全体が巨大なダンスフロアへと変わっていった。

さらに平成の懐かしメドレーへ。『NO MORE CRY』では青春時代を思い出す観客の姿も見られた。『恋愛レボリューション21』では、驚異的なキレ味のダンスを披露。「こんなにキレキレの『恋愛レボリューション』は見たことがない」と感じさせるほど圧巻だった。

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アポロ

『アポロ』ではペンライトを巧みに操った演出で幻想的な空間を作り上げ、『上海ハニー』では客席へ降り立ち、サインボールを投げ込みながら会場を駆け回った。

撮影OKタイムでは、新曲『BUZZ RUNNER』を黄色の新衣装で披露。ジャケットの一部をクルクルと回す特徴的な振り付けが印象的。

ラストナンバーはオリジナル曲『OKP Cipher』。熱気が最高潮に達する中、銀テープが勢いよく舞い散り、圧巻のフィナーレを迎えた。

アンコールでは、Netflix大会応援ソングにも起用され、自身もCM出演していた稲葉浩志の『タッチ』を披露。クールな表情で決める姿に歓声が響いた。

そして、アバンギャルディの代表曲とも言える『シンデレラ・ハネムーン』へ。America’s Got Talentで世界を沸かせたあのパフォーマンスを、生で体感できる贅沢な瞬間となった。

最後の挨拶では、メンバー一人ひとりが想いを語る。「地元大阪最高!」「全員大好き!」と、それぞれの言葉で感謝を届けた。また、「大阪で公演をすると結成日を思い出す。最初はチケットが売れなかったけれど、今回はNHKホール公演も全て完売した」と、喜びと感謝を噛み締めながら語る場面もあった。

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ラストを飾ったのは『かもめが翔んだ日』。メンバーは再び客席へ降り、1階席最後方の観客とも目を合わせながら一緒に踊る。最後の瞬間まで、会場全体を巻き込み続けた。

公演を通して圧倒されたのは、瞬きを忘れるほどの完成度の高さだった。一糸乱れぬパフォーマンス、計算し尽くされたフォーメーション、そしてエンターテインメント精神。その全てが融合し、アバンギャルディならではの唯一無二のステージを作り上げていた。

さらに今回は、衣装、ステージの規模、観客の熱気、そしてパフォーマンスのクオリティ、その全てが大幅にパワーアップ。世界進出や数々の大舞台を経た彼女たちだからこそ到達できた、圧巻のエンターテインメント空間が広がっていた。

Photo Credit :[photo by ピー山/ Takafumi Yamashita] 

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